リスティング会社やSEO会社からの電話営業には注意が必要な場合もあります。どのような会社が電話営業をしてくるのか、依頼すると成果は上がるのかといった点などを解説します。

リスティング会社やSEO会社の電話営業は信頼してもいいのか

サイトを公開していると、リスティング会社やSEO会社から頻繁に電話営業がかかってきます。

しかし相手がどのような会社で、サービスに実効性があるのかなどを判断できることはあまりありません。また、電話営業してくる会社には注意が必要な場合もあります。

なんとなくで依頼する会社を選択しても確実な効果は得られにくいだけでなく、万が一ブラックな施策をする会社の場合、自社のサイトがペナルティを受けてしまう可能性もあります。

依頼を検討するかどうかは慎重になった方が良いでしょう。

リスティング会社やSEO会社は利用しても効果が得られにくい

そもそも、リスティング会社やSEO会社に依頼してもあまり効果が得られないことは多いようです。その理由はリスティング会社とSEO会社でそれぞれ異なります。

リスティング会社の場合は、広告にかける予算の規模や、設計事務所などのサービスとリスティング広告とのアンマッチが主な原因となっています。SEO会社の場合、近年のコンテンツ重視の流れに対応できない会社だと成果につながりません。

効果が見込めない理由を理解すると、どんな会社に注意が必要なのかが判断しやすくなります。

リスティング会社では効果が見込めない理由

リスティング会社のメインの顧客は、化粧品など売上も顧客も多いBtoCのサービスや会社です。それに比べると、建築設計は顧客の数が多くなく、リスティング広告での成果が上がりにくくなっています。

また、設計事務所などは広告運用額が少ないため、リスティング会社にとっては小口の顧客とみなされます。リスティング会社への報酬は運用金額の20%が相場なので、例えば月50万円で運用依頼しても、リスティング会社への報酬は10万円となります。

まとまった運用額ではない場合、知識が豊富な担当はつかないことが多いため、成果につながりにくくなっています。また、広告アカウントを共有してもらえないなど、運用が不透明で改善ができないことも多くなっています。

SEO会社では効果が見込めない理由

2011年以降、Googleは検索結果の順位づけの基準を大きく見直し、コンテンツが充実したサイトを評価する仕組みに変えました。

それまでは、バックリンクの多さが検索順位の大きな基準となっており、SEO会社の施策はリンクをたくさん付けることがメインでした。しかし、コンテンツファーストの流れとなった現在ではウェブ技術ベースの施策は効果がなくなっています。

コンテンツベースでの取り組みが求められているので、コンテンツの制作や改善ができる体制がないSEO会社は、コンバージョンアップやアクセスアップに成果が見込めなくなっています。

ウェブマーケティングを専門とする会社が電話をしてくる理由とは

そもそも、ウェブマーケティングの会社が電話営業をしてくるのは、ウェブで集客する能力に乏しいからだと考えられます。そのような会社のサービスは質が低いことが多く、効果も期待できません。

SEO対策やリスティング広告のまとまった予算がなくても、書籍などで自力で勉強した知識を実践し、成功につなげていくことは可能です。

SEOやリスティング広告について、自力で実行できて効果も上がるノウハウを学ぶには「できるところからスタートするコンテンツマーケティングの手法88」という書籍がおすすめです。フリーランチの代表が著者の1人であり、すぐに実践できる施策が豊富に紹介されています。

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