建物の法律家として違法建築や既存不適格建築物の適法改修を専門に扱っている建築再構企画様の書籍「事例と図でわかる 建物改修・活用のための建築法規: 適法化・用途変更・リノベーションの手引き」(学芸出版社)の企画・出版コンサルティングを行いました。
タイトル | 事例と図でわかる 建物改修・活用のための建築法規: 適法化・用途変更・リノベーションの手引き |
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著者 | 佐久間 悠(株式会社建築再構企画) |
企画・編集協力 | 納見 健悟(株式会社フリーランチ) |
書籍のご紹介
本書は、リノベーションをはじめ、中古物件を活用した事業を行う事業者向けに、弊社の経営マーケティング顧問のクライアントである株式会社建築再構企画様が実際に相談を受けた事例をもとに、中古物件の活用において重要な建築関連法規をわかりやすく紹介した書籍です。
中古物件を活用する事業の実際の事例について、図面や写真を使って丁寧に解説されているので、本書のタイトルのとおり、違法建築の適法化、用途変更、リノベーションを行う際の手引きとして大活躍する本になっています。
フリーランチが行った出版コンサルティング業務
フリーランチでは、本書の企画段階から関わり、もともとは建築の技術者向けの本として企画されていた本書を、事業者・オーナー向けの企画として構成を再編集し、企画書の作成を支援いたしました。
本書の出版が著者の業務にとってのメリットになるよう、著者へのヒアリングを通して建築再構企画様のコンセプトをわかりやすく言語化し、企画書の構成案をご提案いたしました。
同時に、出版社としても売れる本となるよう、建築の技術者よりも事業者向けの一般性のある書籍として提案し、担当編集者とも協力しながら編集支援を行いました。
執筆時には、どのようなユーザーの方がどのような課題を持って相談に来られるかを「はじめに」として具体的にまとめる提案を行いました。また、事例紹介のページはフォーマットとしてプロトタイプとなる原稿を作成することで、執筆者が自律的に書けるようにサポートいたしました。また、担当編集者からの校正に対する修正案の立案まで、一貫した支援を行いました。
本書は発行後、すぐに増版が決定しています。
フリーランチが行った出版コンサルティング業務
- 執筆者の事業のメリットとなるよう構成案を提案し、企画書の作成を支援
- 担当編集者、著者と協働して、編集会議を通す企画立案のサポート
- 建築再構企画のコンセプトを同社のクライアント層(かつ、本書籍の読者)向けに言語化
- 事例紹介のフォーマットとしてプロトタイプとなる原稿の作成を支援し、執筆者が自律的に書けるようにサポート
- 書籍発行後の販促・マーケティングに関するサポート
書籍詳細情報
タイトル | 事例と図でわかる 建物改修・活用のための建築法規: 適法化・用途変更・リノベーションの手引き |
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著者 | 佐久間 悠(株式会社建築再構企画) |
企画・編集協力 | 納見 健悟(株式会社フリーランチ) |
装丁 | 助川 誠・徳毛 郁子(SKG株式会社) |
本文デザイン協力 | 武田 英志(株式会社hooop) |
出版社 | 学芸出版社 |
発売日 | 2018年9月20日 |
仕様 | A5判/220P |
ISBN | 978-4-7615-2687-0 |